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​自然素材で家を建てる男

山納 銀之輔(さんのうぎんのすけ)

​エコビレッジビルダー

-profile-

昭和46年3月20日栃木県生まれ

天然素材コンシェルジュ(ドイツ)/古民家再生プロデューサー/村づくりコンサルタント/空間デザイナー/自給自足アドバイザー/狩猟採取料理研究家/販路コーディネーター/※2グランドアーティスト/ネイチャーワークスペシャリスト/※3土壁トレーナーマスター/ストローベイルハウスビルダー(麦わら漆喰ハウス)/マッドブリックハウスビルダー(日干しレンガハウス)

 

※1家づくりなどの際に、どこにどんな天然素材を選ぶか提案する職業。※2自然にある土や石などの素材から建材を作る職業。※3.土壁作りを教えるインストラクターの養成をする仕事。アバウト工務店棟梁/ネイチャーワーシップ代表

前途洋々な青年実業家から一転し、多額の借金・離婚・自殺未遂・再起…そしてまた転落。成功からのドン底を三度も経験し、全てを捨てた森での狩猟生活。大自然に身を委ねた時から突如起こり始めた奇跡と、それによって気づかされた、自然と調和する生き方。お金をどれだけ稼いでも、ヒトは決して『安心』を手にすることはない。それまでの経験を全て生かし、山納銀之輔が作る持続型循環建築の村。彼はその全ての知識と技術だけを手に、世界中の人々に《不安》から解放される知恵と方法を伝え歩く。それは、情勢と情報に翻弄されて生きる現代人に向けた、新しい生き方革命である。

環境がヒトをつくる。
その環境をヒトがつくる。

ビニール袋の中で暮らす日本人

 

日本人はビニール袋の中で暮らしている。

と言うと、「何を言っているんだ?」と思うかもしれません。

 

でも、家を見てみてください。

 

床には木目調にプリントされたビニール製のクッションシート、壁にも天井にもビニールクロス。四方八方ビニールに包まれて生活していることに気づくはずです。

 

ビニールクロスの裏には接着剤が塗られ、1軒分の家に約ドラム缶1本分の接着剤が使われています。これが揮発して出来るガスが、密閉されたビニールの部屋で、10年かけてゆっくり溶け出していくのです。

 

このガスは室内の空気より少し重く、大人の膝下あたり、つまりは子ども達の生活圏である場所に溜まります。これは小児アトピーやシックハウス症候群の原因の1つとしても考えられています。

きっかけは、娘がアトピーになったこと


ある時、20年くらいの間に、日本のアトピーの子どもの数が13倍になっていることを知りました。自分達が子どもの頃、アトピーの子どもは、学年に1人か2人くらいしかいなかったはず。なのに現在では10倍以上の子どもがアレルギーに苦しんでいるんです。

日本は何が変わった?

 

アレルギーの増加と比例して、日本が変わっていったもの。自分がたどり着いた答えが「住環境」でした。日本の住宅を建てるのにドラム缶1本分の接着剤を使い、他にもたくさんの薬品が使われていること。その種類は500以上。

自分がこの事を知るきっかけとなったのが、娘のアトピーでした。

 

辛そうな娘のアトピーを治したい気持ちから、ドイツで天然素材コンシェルジュという仕事を学び、今では自然素材100%、化学物質を一歳使用しない家をつくれます。食事制限や、様々な自然療法を試しても、治らなかった人たちが、建築素材の問題を解決することで、症状が治まっていくところを何回も見ました。現在の日本では、建築法の問題から天然素材100%の家のつくることは困難です。でも、できることはある。

本来、家族が幸せに暮らす場所が、夢のマイホームが、愛する家族を苦しめていることもあります。そんな経験から、天然素材にこだわった住空間を作ること、循環型建築の道へと進んでいき、それはやがて、「人が自然と共に暮らす、本当の幸せな暮らし」エコビレッジ作りへと繋がっていきました。

 

​山納銀之輔が

エコビレッジをつくる理由

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​略歴・活動

​1994年

1999年

2000年

2004年〜2007年

​2008年〜2011年

​2013年〜2014年

2015​年

​2018年〜2019年

​2020年〜2022年

山納電気設立

関東通産局関内商工会連合青年主張発表大会において最優秀賞受賞

 

 内閣総理官邸「21世紀日本の構想メンバーに選ばれ小渕内閣総理大臣と会談

一橋大学米倉教授と対談「創業支援策」企画

 

 全国商工会連合会主張発表大会において

 最優秀賞受賞

 

 スウェーデン・ドイツにて建築・福祉

 デザイン・建材の研究・修行

 100%天然素材壁材「グラニットウォール」発明(消石灰と御影石の粉を主成分とする漆喰壁材、特許出願)

テーマパーク造形デザイン

 

NHK出演。障害児を持つ家庭の住宅改修(ノンアレルギー天然素材でプロヴァンス風の内装とバリリゾート風浴室ガーデンテラス

JTB主催、寂れそうな温泉旅館プロデュース(鬼怒川温泉、川治温泉、湯西川温泉)

「塗り壁のある風景コンテスト塗り壁のある風景コンテスト2007 (新宿パークタワー) 空間部門優秀賞受賞

アメリカ・ニューメキシコ州・アルバカーキにてアメリカンクレイトレーナーマスター取得

衣食住自給自足の村作り(栃木県)

日本各地で「自然界によりそう住環境」の講演活動をスタート。

山にこもり、海、山、川の狩猟採取の修行

 

​宮崎麻産業プロジェクト開始。

​宮崎次作物研究会発足

​ストローベイル製造に成功し、宮崎商工会議所ビジネスプランコンテストで初代再優勝受賞

ミャンマーBodhi Hill project

(衣/食/住/エネルギー完全循環型ビレッジ)開始

タイ/チェンマイpunpun organic farmにて、菌農法、水浄化システム、

日干レンガ建築、循環型自然生活を学ぶ

一般社団法人犬山農芸にて講師を務める。

スペインコルドバにてアイトール自然園の村づくり開始

ミャンマーにおいて、地元の人と共に自然界にあるものから創りだす学校

Lotusgarden schoolの開校。総合プロデューサーを務める。

 

石垣島「絵本の村のつくり方」開始

 

北名古屋市主催生涯学習センター「女を磨く料理教室」講師

早稲田大学の特別講師「自然界に寄り添う生き方」

自然のエネルギーと菌を味方につける農業学校

「LOVE 農 SCHOOL」開始

石垣島alialiにて、学校に行きにくい子ども達やひきこもりの子などを対象とした放課後デイサービスにて講師を勤める(2022年5月終了)

 

自然界にあるものだけで衣食住を創る《ナチュラルビルダーズ》発足。

地球環境を壊さない循環型建築集団レインボーピープルの育成をスタート

​石垣島にて「生きたまま生まれ変わりの旅」サバイバルキャンプWS開始

 

奈良県おかえりハウスマコモちゃんの古民家再生・マコモ風呂製作

 

宮城県気仙沼にてマコモ龍宮城プロジェクトスタート

プロジェクトリーダーを務める

幸せな家をつくろう
幸せな村をつくろう

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